■ 骨折を予防するために
年齢が進むとともに、女性はもとより男性も、骨粗しょう症になるリスクが高まります。
骨粗しょう症になると、骨の中がスカスカになってもろくなり、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。一生のうちに、女性の4人に1人、男性の5人に1人は骨折すると言われていますので、骨粗しょう症の治療を行い、骨折を予防することは大変重要です。
当院では、骨粗しょう症を予防するための食事療法や運動療法、そして、骨粗しょう症の診断をするための骨形成マーカーや骨吸収マーカーの測定ができます。また、骨塩定量の検査を連携病院にて行い、その結果をもとに病態に合った治療法を行っていきます。
■ 病気や薬が原因となる骨粗しょう症
閉経後の女性ホルモンの低下や加齢によって起こる原発性骨粗しょう症のほか、関節リウマチや糖尿病、副甲状腺機能亢進症などの疾患や、ステロイドの長期服用によって起こる続発性骨粗しょう症があります。
続発性骨粗しょう症の可能性がある場合にも、当院にて適切な検査を行い、骨粗しょう症だけでなく原因となる基礎疾患に対する治療も行っていきます。